最近思うこと46(11)
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(昨日の続きより)
話を戻しますが、深センは40年前は何も無かったと言っていいほど貧しい漁村でした。というより、私の理解では、実際に漁村があったのは郊外の方であって、今の市内と呼ばれるところには、羅湖を除いてほとんど人も住んでいなかったと思われます。
いずれにせよ、北海道やアメリカのように、他から移民として深センに来た人たちが今の若者の親世代で、彼らが一所懸命に働いてある程度財を成したことで、その子供たちがあまりお金に苦労せず育ち、結果として好きなことに集中できる。少なくない若者がスタートアップとして起業してすべてをそこにかけられ、その中から有望な企業が生まれる。といった好循環が生まれているのだと思います。
また、生粋の深セン人だけでなく、高校や大学を卒業して、夢見て深センに来る人たちも後を絶たないため、これらが深センの発展を加速させていると思います。
(明日に続く)
鈴木陽介
ビジネスハブ香港編集長:http://businesshub.hk/category/suzukyblog/
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