最近思うこと2(3)
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(昨日の続きより)
信じることを表現する場合、日本語には、信用というコトバと信頼というコトバがあります。以下、辞書(三省堂 スーパー大辞林)の力を借りると、
信用:人の言動や物事を間違いないとして、受け入れること。
信頼:ある人や物事を高く評価して、すべて任せられるという気持ちをいだくこと。
とあります。ただ、私の解釈は、読んで字のごとく、
信用:信じて用いること。
信頼:信じて頼ること。つまり、信じたうえで、期待すること。
であると考えています。もっと平たくいえば、信用は、信じたうえで、ちょっと期待することであり、信頼は、信じたうえで過度に期待することであると私は思います。
単純に信用・信頼というコトバを比較した場合、信用については、信じるものの利用してやろうというちょっと冷たい残念な印象が含まれているような気がします。実際、他人から信用していると言われた場合、信じてもらえた嬉しさがある半面、うまく使われるのではないかという不安を、大なり小なり感じると思います。一方で、信頼は、全幅の信頼をおく、というコトバがあるように、信じたうえで全権を与えるから頑張れ、というような、アツい思いが伝わってきます。
(明日に続く)
鈴木陽介
ビジネスハブ香港編集長:http://businesshub.hk/category/suzukyblog/
(アイデアポート・トレーディング代表:www.ideaport.com.hk)
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