中国過去録1(2)
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(昨日の続きより)
話を元に戻しますが、北京の空港から適当なバスに乗って市内へ移動し、どこかで降ろされました。ただ、そこがどこであるか全くわかりません。しかも、その時は既に夕方に近い時間帯だったと思いますが、宿も決めずにここまで来ています。
バスを降りるまでの間、窓越しに外の風景を見ていましたが、びっくりしたのは、どの建物も大きく、道も広く、土地の使い方も大胆だなと思いました。日本にはコンクリートジャングルというコトバがありますが、さながらコンクリートマウンテンだなと感じました。
いずれにせよ、当時の私の考えでは、旅行するにあたって事前に宿を決めてしまうと、その事前の計画によって他の動きもある程度決められてしまうため、旅先で柔軟な対応ができない。だから宿はその時の気分や状況で決めた方が良いという考えに支配されていました。また、日本では交通機関が時間通りに動くため、その日はどこまで行くから、そこの街で泊まってというように、事前にホテルを決める場合がほとんどですが、海外は、まぁその時の雰囲気で決めればいいやと、海外であれば普通はより慎重にならなければいけないはずですが、海外の場合はずっとこのような調子でした。もちろん、今は違います。
(明日に続く)
鈴木陽介
ビジネスハブ香港編集長:http://businesshub.hk/category/suzukyblog/
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