深センについて考える2(11)
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(昨日の続きより)
そもそも、中国の人たちが国内ECサイトではなく、送料等により値段が高くなる海外ECサイトをわざわざ使う理由は、海外の良いモノ、つまり、ホンモノを買いたいという欲求から来ています。
そういう意味では、そもそも論として、わざわざ余計なコストをかけて日本の商品を中国へ持って行き、そこに在庫しておくよりは、日本から直接中国に発送した方が、日本の売り手にとっても中国の買い手にとってもメリットがあります。
どうも、越境ECの場合は、「越境EC」という魔法のコトバだけが独り歩きしている感が否めませんが、このようにして地道に販売量を増やし、いよいよ増えてきたら、もう一つ踏み込んでB2Bでコンテナ輸送というように、地道にビジネスを大きくしていくのが、どの分野においても変わらぬ王道だと思います。
※越境ECの中国語は、跨境電商です。
鈴木陽介
ビジネスハブ香港編集長:http://businesshub.hk/category/suzukyblog/
(アイデアポート・グループ代表:www.ideaport.com.hk)
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