中国過去録20(7)
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(昨日の続きより)
経費削減だからと、お客様をもてなすものまで削るというのは、順番が異なると思います。自分たちの給料を先に削ってでも、お客様をもてなすための費用は最後まで死守すべきです。
お客様があってこその会社であり、お客様からお支払いをいただいているからこそ自分たちの給料が支払われます。当たり前のことですが、大手企業になればなるほどお客様から遠くなり、お客様からお金をいただいているという本質を忘れて、というより、感じることすら難しいため、このような意味不明な経費削減策につながるのだと思います。
この政策を発案した人と承認した人がいるということは、もはや、組織的な問題だと思います。最近日本企業で噴出している不祥事とまではいきませんが、悪い意味での企業体質であることに間違いありません。
(明日に続く)
鈴木陽介
ビジネスハブ香港編集長:http://businesshub.hk/category/suzukyblog/
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