中国過去録25(5)

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(昨日の続きより)

当日の夜は会食があったのですが、その会場の大広間にある大きなスクリーンには、当時の中国トップのお偉いさんたちが映っていました。というのも、その日は、中国の国会にあたる全人代がまさに開かれている時で、中国からすれば、日本で起きた大地震よりその方が一大事だったのです。

ただ、実際に会食した個室にもディスプレイが設置されており、それで日本の地震と津波の様子を報道する中国のニュース番組を見ていました。

福島県のいわき市にも遠い親戚がいるので、私としてもまったく他人事ではありません。

正直、私も津波の映像を見るまでは、いつもより大きい地震くらいにしか思っていませんでした。ただ、津波の悲惨な映像を見てからは、途端に他人事とは思えなくなりました。後から知りましたが、福島県は、岩手県や宮城県と比べると津波の被害は少なかったようです。ただ、その時に私が直ぐに思い浮かべたのは祖父の実家です。

(明日に続く)


鈴木陽介

ビジネスハブ香港編集長:http://businesshub.hk/category/suzukyblog/

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