ようこそ、南アジアの一番美しい所…….スリランカ(4)

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インドの南に位置しているスリランカは平和で幸福な国としても、美しさがで満ちている国として世界中に有名になっています。この文章では、スリランカの国内の事を紹介するようにしています。

 

スリランカの交通(こうつう)

人間(にんげん)は、昔(むかし)からいろいろな交通手段(こうつうしゅだん)を利用(りよう)していました。スリランカでは、最初(さいしょ)はロバや牛(うし)の背中(せなか)に物(もの)をのせて運(はこ)んでいました。その後(ご)、川(かわ)を利用(りよう)して、舟(ふね)で目的地(もくてきち)まで物資(ぶっし)を運(はこ)ぶようになりました。この二(ふた)つの方法(ほうほう)は、現在(げんざい)でも使(つか)われています。例(たと)えばアウィッサウェーッラなどからコロンボまで、ケラニ川(がわ)を通(とお)して竹(たけ)などの木々(きぎ)を運(はこ)んできます。車(くるま)が通(とお)れないような山道(やまみち)では、ロバの背中(せなか)に物(もの)を乗(の)せて運(はこ)ぶようすが今(いま)でも見(み)られます。

人(ひと)が移動(いどう)するとき、王様(おうさま)のような高(たか)い身分(みぶん)の人(ひと)たちは、「ハモニック」という乗(の)り物(もの)に乗(の)り、四人(よにん)の人間(にんげん)にかつがせて移動(いどう)したそうですが、今(いま)はそんなものを使(つか)うことは全(まった)くありません。馬(うま)も、世界中(せかいじゅう)どこでも使(つか)われていますが、スリランカでも使(つか)っていたということです。後(あと)になって、馬車(ばしゃ)が使(つか)われるようになりました。また、牛(うし)を使(つか)って物(もの)を運(はこ)ぶということから発展(はってん)して牛車(ぎゅうしゃ)も利用(りよう)されるようになりました。昔(むかし)はゾウも使(つか)っていましたが、今(いま)はゾウに乗(の)ることはあまりありません。でもペラヘラの行列(ぎょうれつ)などでは使(つか)っていますので、全(まった)くないとは言(い)えません。

スリランカが、昔(むかし)から米(こめ)やシナモンなどの香辛料(こうしんりょう)を輸出(ゆしゅつ)して、大(おお)きな利益(りえき)を得(え)てきたということは、世界中(せかいじゅう)のみんなが知(し)っていることです。そのころのスリランカ人(じん)は、船(ふね)を使(つか)って貿易(ぼうえき)をやっていたのです。
その後(あと)、近代(きんだい)には、いろいろな交通機関(こうつうきかん)が利用(りよう)されるようになりました。
例(たと)えば、イギリス人(じん)がスリランカに来(き)た1815年以降(ねんいこう)、線路(せんろ)が敷(し)かれ、列車(れっしゃ)が走(はし)るようになりました。石炭(せきたん)で走(はし)る列車(れっしゃ)は、スリランカの社会(しゃかい)を変(か)えました。

英国製(えいこくせい)の車(くるま)も入(はい)ってきました。
日本(にほん)では、今(いま)、電車(でんしゃ)や地下鉄(ちかてつ)、新幹線(しんかんせん)なども走(はし)っていますが、スリランカの交通(こうつう)はそんなレベルまで発展(はってん)していません。飛行機(ひこうき)の国内路線(こくないろせん)も、まだあまり人気(にんき)はありません。航空運賃(こうくううんちん)が高(たか)いからかも知(し)れません。

最近(さいきん)は、国営(こくえい)バスや私営(しえい)バスもどんどん走(はし)るようになりました。また、タクシーやキャブサービス(びす)もよく見(み)かけるようになって、現代(げんだい)の交通(こうつう)はとても便利(べんり)になったと思(おもい)います。でも田舎(いなか)では、まだまだ交通(こうつう)は不便(ふべん)なようです。
昔(むかし)に比(くら)べると、スリランカの交通(こうつう)が発達(はったつ)して、ほんとうに便利(べんり)になってきましたが、列車(れっしゃ)やバスなどが時間通(じかんどお)りに動(うご)いていないなど、問題(もんだい)もあります。

 

Rev. Paranagama Gnanawimala
パラナガマ ニャーナウィマラ、
華南師範大学、広州,中国

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