深センについて考える1(8)
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(昨日の続きより)
ただ、ハンドスピナーの価格は、出始めた当初と比べて随分下がったなという印象でした。
空前絶後のハンドスピナーブームにあやかろうと、ハンドスピナーの製造に手を出す工場が増え、また、大量生産により製造コストが下がったのでしょう。この時期、知り合いからハンドスピナーのデザインを専門にしている人を紹介されたこともありました。
ところが、時は進んで、9月、10月になると、お店によっては段ボールの中にまとめてガサっと入れて二束三文で安く売りさばいているような始末で、ちょっと言い方は良くないかもしれませんが、ゴミのような扱いになっていました。一気にブームになっただけに、そのブームが去るのも早かったですね。
ハンドスピナーは、日本に限らず世界中でブームになっていたようですが、この華強北電気街に来れば、いま世の中で何が流行っているのかを知ることができるのだなと感じたひとときでした。
(明日に続く)
鈴木陽介
ビジネスハブ香港編集長:http://businesshub.hk/category/suzukyblog/
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