東莞石龍にある服飾の問屋街 その5
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香港華南地区問屋街リポート 第132回
~「沙頭角商品総合商場」のご紹介~
ここまで延々と東莞石龍にある問屋街をご紹介してきましたが、今回が最後です。
もちろん、調べればまだまだあると思いますが、東莞駅から直ぐに行ける範囲内では、アパレルの問屋街としては今回ご紹介する場所が一番規模が大きいと思います。
今回ご紹介する「沙頭角商品総合商場」は、ちょっと詳しい人なら名前を聞くだけでおや?っと思います。
何かと言うと、「沙頭角」というのは、深センの経済特区の東端、塩田区の南端の場所で、同名のイミグレもあります。つまり、香港と接している場所です。
そして、その東南の一角には「中英街」と呼ばれている特殊なエリアがあります。ここは、中国でもあり、香港でもあるという特殊な場所で、基本的に中国人と香港人以外は中に入れません。
中英街の詳しい説明はまた別の機会に譲るとして、まずは行き方からご説明します。
「大螢服装卸売城」の北を「興龍中路」が東西に走っていますが、その西端まで行くと、南北に走る「広源路」にぶつかります。
その後、「広源路」を北上すると、左手に「光燁節能充電駅」という充電スタンドが現われます。
こちらが充電スタンドです。手前が工事中ですし、建物も見るからに新しいですね。
充電スタンドの一つ北隣には家具の問屋もあります。
さらに北に進むと「民豊路」にぶつかります。その先にあるのが「沙頭角商品総合商場」の一角です。
このエリアは非常に広いので時間があればぜひくまなく散策してください。
残りは写真でご紹介します。
では、次回は広東省の別の問屋街をご紹介します。
問屋街オタク
鈴木陽介
アイデアポート・グループ代表
www.ideaport.com.hk
※本記事の写真はすべてリポーターが撮影した写真です。本記事の目的は問屋街の存在を周知することであり、内容の真偽に関しては責任を負いかねます。本記事が提供する情報につきましては、読者自身のご判断によりご活用ください。
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