東莞石龍にある服飾の問屋街 その4

この記事を読むのに必要な時間は約 4 分です。

香港華南地区問屋街リポート　第131回

～「忠維服装卸売街」のご紹介～

前回は、新橋路の橋を北に渡ったところにある「大螢服装卸売城」をご紹介しました。引き続き、その付近のアパレルの問屋街をご紹介します。

東莞のアパレルの問屋街と言われてまず思い浮かぶのは「虎門」です。

偶然にも、といより当たり前なのかもしれませんが、東莞地下鉄2号線の西の終点は虎門で、東の終点は東莞（石龍）です。両方ともアパレルの問屋街として有名な場所です。

ただ、ここまで見てきてお分かりのとおり、石龍は虎門よりもアパレルの問屋街としては規模が小さいうえに点在しています。

ですので、もちろん商材にもよると思いますが、単に仕入先として考えた場合は虎門の方が優位性が高いと思います。

では、まずは写真からです。

今回主にご紹介するのは、上の赤枠のところにある「忠維服装卸売街」です。

前回ご紹介した「大螢服装卸売城」を左手に見ながら新橋路を北上し、最初の交差点を左折すると、この「興龍中路」に出ます。このまま西に進みます。

別の道と交差しますが、しばらく西進します。

すると、「中興服装卸売場」と書かれた建物が見えました。この時は内装工事中で中に入ることができませんでしたが、建物の文字を無視して（前後の文字からして、通常は「発」の字があるはずの位置に）ディスプレイが設置されているのには驚きました。。。

それはともかく、ここを左折して、「忠維路」に入ります。

すると、「忠維服装卸売街」と書かれたアーチが見えます。

アーチをくぐって以降は写真でご紹介します。

アーチからひたすら東進します。

最終的に辿り着いたこの場所は、前回ご紹介した「大螢服装卸売城」の裏口です。

こちらが裏口に掲げられている建物内の説明書きの看板です。

では、次回も東莞石龍の別の問屋街をご紹介します。

問屋街オタク
鈴木陽介

アイデアポート・グループ代表
www.ideaport.com.hk

※本記事の写真はすべてリポーターが撮影した写真です。本記事の目的は問屋街の存在を周知することであり、内容の真偽に関しては責任を負いかねます。本記事が提供する情報につきましては、読者自身のご判断によりご活用ください。

Follow me!