中国過去録37(15)

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(昨日の続きより)

六つ目は、ラジオを聞いた時の話です。恐らく音楽番組か何かで、何の内容かはよくわかりませんでしたが、パーソナリティが中国について何か発言していました。

よくある批判的な内容ですが、それが的を得ていれば納得できますが、まったく中国のことを知らないのに、というか、自分でも中国のことはわからないんですが、と言いながら的外れな中国批判をしているのには呆れました。日本で根拠不明な中国脅威論が浸透しているのを実感しました。

同様に、深セン視察に来た人や変に中国通の人がやたらと中国スゴイ、日本ダメ的な論調になるのも違和感があります。そもそも国単位で優劣をつけることは意味がありませんし、何が優れていて何が劣っているか、どこを学びどこを改善する必要があるかを正しく理解することが大事です。

(明日に続く)


鈴木陽介

ビジネスハブ香港編集長:http://businesshub.hk/category/suzukyblog/

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