中国過去録38(6)

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(昨日の続きより)

いずれにせよ、ウチで働いてくれるなら、このような仕事を任せてあげる。

という話は、面接段階でしてあげるべきだと思います。

私の場合は、それに加えて、任せる予定の仕事を思いつく限りすべて書き出したうえで、ここまで出来たら給料を上げてあげる。ここまで出来たら好きなことをさせてあげる。何か月以内にここまでできるように頑張って欲しい。

というように、入社後の待遇やら昇給やらの道筋をある程度具体的に話してあげます。だって、こちらも人生かけてビジネスしていますが、向こうだって人生の大事な一ページをくれるわけですから。

いずれにせよ、雇用側と被雇用側とのミスマッチをできる限り減らすために、そして、入社後、雇った人に思う存分に活躍してもらうため、これらのことは雇う側の最低限の仕事だと思います。

ということで、話がかなり飛んでしまいましたが、結果として、いい人がいない。と嘆いているこの店長の話は、私には同意できず、手厳しいようですが、結局はこの店長の怠慢でしかないと思います。


鈴木陽介

ビジネスハブ香港編集長:http://businesshub.hk/category/suzukyblog/

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