深センについて考える15(3)

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(昨日の続きより)

基本的に、この手の問題は一つ一つ丁寧に説明し、丁寧に一歩一歩改善するしかありません。

ここで重要なのが、何か問題があっても上から目線の態度にならないことです。

日本人は得てして、自分たちの技術力や品質管理などに自信があり(相手にとってはおせっかい以外の何物でもないのですが)、自分たちの言う通りに改善すれば、結果として工場側の品質も向上し、工場にとっても良いことですよ。と、考えている人が多いです。

ただ、工場からすれば、それはわからないでもないけど、中国やヨーロッパ、アメリカなどでは現在の品質でも十分通用しているし、毎回発注する数も多いけど、日本の会社はうるさいだけで品質要求が高くてやり直しやチェックなどの余分なコストが発生するので別段おいしい仕事ではないと思っています。

(明日に続く)


鈴木陽介

ビジネスハブ香港編集長:http://businesshub.hk/category/suzukyblog/

(アイデアポート・グループ代表:www.ideaport.com.hk)

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