最近思うこと8（6）

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（昨日の続きより）

次は、まぁこれは今の季節だからいえるのかもしれませが、やはり、日本の桜はキレイだということです。

桜の木というのは一年でたったの2週間ほどしか花を咲かせませんし、夏は虫が多く、トータル的に考えるとデメリットの方が多いような気もします。ただ、それらのデメリットを差し引いても、春のこの時期に一斉に咲く桜の風景は圧巻で、一度見てしまうと毎年見たくなってしまいます。

それに、桜の木というのは、樹木関係の学者でもない限り、ほとんどの人は普段はまったく気にしていませんが、桜が咲く時期になって、あぁこの気も桜だったのか、という驚きと発見があることも楽しみの一つです。

さらに言えば、これは昔の人が狙ったのかどうかわかりませんが、桜の時期と卒業や入学、年度末や部署移動など、新たな始まりと終わりが重なっているということです。桜の花とこのような新たな船出というのが、何とも言えない情緒、つまり、独特の味わいを醸し出しており、今では完全に日本文化に欠かせない要素の一つとなっています。

このように考えると、やはり桜の木があるということは、良いことだなと思います。

（明日に続く）

鈴木陽介

ビジネスハブ香港編集長：http://businesshub.hk/category/suzukyblog/

(アイデアポート・グループ代表：www.ideaport.com.hk)

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