中国過去録8(2)

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(昨日の続きより)

大阪では価格交渉は挨拶だと言われますが、中国であっても、元々単価が安いものや他店舗と比べてすでに安いものなどについては、いくら価格交渉が可能な個人店であっても、ほとんどの場合は値切ることができませんし、まったく値切れないこともあります。

もっとも、商品の購入に際しては、価格を値切るのが目的ではありませんし、相手の適正な利益も考えてあげなければなりません。他方で、複数購入してあげると、店舗側も一気に売り上げが立つため、たいていの場合は購入数が多くなればなるほど単価が安くなります。

スーパーやコンビニ、レストランや百貨店など、チェーン店や大規模店では値切ることができないのはどこの世界でも同じだと思いますが、中国でこのような個人店で商品を購入する際は、値段交渉も会話の一部としてぜひ楽しみたいところです。

(明日に続く)

鈴木陽介

ビジネスハブ香港編集長:http://businesshub.hk/category/suzukyblog/

(アイデアポート・グループ代表:www.ideaport.com.hk)

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