中国過去録10(5)

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(昨日の続きより)

Cドライブのデータはもう戻ってきませんが、今回の件で改めて、何でもかんでもデータレス化するというのは危険なことだなと感じました。

それは、パソコンが壊れた当日に修理屋さんが言った言葉が如実に物語っています。

デジタルというのは0か1しかなく、1が0になった瞬間どうにもならなくなる。アナログの時代は、たとえば、カセットテープであれば、テープが破損したところだけを切り取ってつなげることで、切り取ったところはダメになるものの、他の部分は残る。

そのうえで、今回の件も、Cドライブから一部のデータだけ取り出せるという可能性は低く、全部取り出せるか全部取り出せないかの2つに一つだそうです。

これまでは紙ばかり増えても仕方がないので、できるだけデータで管理しておりましたが、今後は、大事な資料については、最低1部は印刷しておくか、あるいは、たとえば、yahooメールなどのサーバー上でデータを管理しているメールサービスに転送しておくなどの対策が必要だと感じました。

もちろん、定期的にクラウド上や外付けのHDでバックアップを取っておかなければならないのは言うまでもありません。

(明日に続く)

鈴木陽介

ビジネスハブ香港編集長:http://businesshub.hk/category/suzukyblog/

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