中国過去録15(8)

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(昨日の続きより)

少し話が飛びますが、この靴屋さんは表示価格の時点で既に安かったのですが、買ったら買ったで、こちらが何も言っていないのになぜかさらに値引きしてくれました。ホント、そんな金額でちゃんと儲けが出ているのか?というような値段です。ただ聞くと、どうやら卸販売もしているようで、その卸価格で売ってくれたようです。

ちなみに、この老店主にも日本で売られている中国製の品質が良いことについて話したところ、それは検品の違いだ。という答えが返ってきました。

話を聞くと、以前は、靴の中にネジや時計!?が入っていたこともあったそうです。また、異物混入くらいならまだいいのですが、昔は靴底をネジで留めていたそうで、以前売った靴が、靴底のネジが足が接触するところまで飛び出ていたらしく、買った人がケガをして消費者センターに駆け込まれて大変だったいうことでした。

(明日に続く)

鈴木陽介

ビジネスハブ香港編集長:http://businesshub.hk/category/suzukyblog/

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