2016年11月9日米国トランプ大統領からの1年のマーケット

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2016年11月9日~2017年11月9日 1年間株価は上がり続けた。
  
2016年11月9日⇒2017年11月9日  
日本株:16,250⇒22,750(1.400倍)
米国株:18,807⇒23,461(1.247倍)
中国株:3,128⇒3,427(1.096倍) 
独国株:10,423⇒13,358(1.282倍)
英国株:6,853⇒7,530(1.099倍)
香港株:22,415⇒29,136(1.300倍)
韓国株:1,958⇒2,550(1.302倍)
仏国株:4,455⇒5,466(1.227倍)
豪州株:5,156⇒6,049(1.173倍)
印度株:27,345⇒33,250(1.216倍)
露株:990⇒1,149(1.164倍)
新嘉坡株:2,789⇒3,423(1.227倍)
伊太利株:16,531⇒22,867(1.383倍)
台湾株:8,943⇒10,743(1.201倍)

この1年間、
上昇が大きかったのは日本(1.4倍)、イタリア(1.383倍)、韓国(1.3倍)
上昇が少なかったのは中国(1.096倍)、英国(1.099倍)豪株(1.173倍)

日本は、リスクオンによる円安が影響。イタリアは、銀行破産などの回避。韓国は、サムソンの携帯問題での下がり過ぎの調整。等が影響していると考えられる。

中国は、政府が株価をコントロール。英国は、ブレグジットによるポンド下落の調整。豪州は、以前の資源バブル時の上昇の調整。等が影響していると考えられる。

 


画像引用元:
https://pixabay.com/ja/%E3%81%BC%E3%81%8B%E3%81%97-%E3%83%93%E3%82%B8%E3%83%8D%E3%82%B9-%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%95-%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%94%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%BF-%E3%83%87%E3%83%BC%E3%82%BF-%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%8A%E3%83%B3%E3%82%B9-1853262/

 

昨年この記事で予想した時、
私は、超インフレ確率10%。リセッション確率90%。(中国、英国、米国発)との予想を書いた。
結果は、10%の可能性だと考えていた、超インフレだった。

今後はどうなるか?
超インフレももう少し進む可能性もないとは言えないが、実態価格との乖離が大きければ大きいほど、下落時のスピードも速いことが考えられる。
(私が気になっている、ビットコインが80万円を超えてきた。1年半で約15倍の上昇。
これはリアル通貨の価値の減少を意味しインフレに進みやすくなる。私はビットコインが下落する時が、超インフレの終焉の可能性も高いと考えているので注目している)

さて結果はどうなるでしょうか?

(2017年11月10日)

 

中尾泰隆

「お金」のコンサルタント 中尾泰隆nakao@fujiseiko.com.cn
日本の証券会社に2年半。日本の金融市場に限界を感じ2003年に渡中。
 華南地区でコンサル会社、工場等で主に財務会計を担当。
 現在は日中香越の企業で顧問として従事しながら、世界の金融市場で独自の理論で株、為替、不動産等に投資を行い非常に高い収益を上げている。華南地区でお金に関する相談(個人、企業)等も随時対応している。
 得意分野を生かし毎日異なる場所で働く、新しい働き方を実践している。

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