中国輸出入商品交易会―世界各地を繋ぐ盛会(上)

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中国輸出入商品交易会―世界各地を繋ぐ盛会(上)

 

中国輸出入商品交易会は広州で行われる貿易会で、「広交会」とも略称されている。商品交易会は中国で最も長い歴史を持ち、レベルが最も高く、規模が最も大きく、交易効果も最も良い総合性国際貿易会であり、「中国ナンバーワンの商品交易会」といっても過言ではない。商品交易会は1957年の春に初めて行われ、今までは61年の歴史がある。商務部と広東省人民政府は連合して、毎年の4月15日~5月5日(春の交易会)、10月15日~11月4日(秋の交易会)に広州交易会を主催する。交易会の会場、「中国輸出入商品交易会展示館」は、広州海珠区の琶洲島に位置し、会場の総面積が110万平方メートルに達する。

 

画像引用元:http://www.suoju007.com/LpAritcle/Detail/AritcleID/4275

 

20世紀50年代、中国はアメリカの経済封鎖を受けた。封鎖局面を破り、海外貿易を発展するために、1957年4月、香港とマカオに近く、海外貿易の歴史の長い及び海上シルクロードの起点としての広州で「中国輸出商品交易会」が開いた。2004年、第101回の交易会は「中国輸出入商品交易会」と改名した。中国輸出入商品交易会は50年代の中国が経済封鎖と政治孤立の局面を破り、各国と平等に貿易をする窓になった。

交易会は貿易の方式も多種多様なのである。会場でサンプル品を見、交易するこういう伝統的な交易方式もあれば、ネットの交易会もある。交易会は主に輸出貿易の交易で、輸入貿易もある。それだけでなく、多種多様な経済技術協力と交流会及び商品検査、保険、運送、コマーシャル、諮問などの業務のイベントも引き受ける。

「春の交易会」であれ、「秋の交易会」であれ、交易会は三期に分けられていて、各期によって、展示される商品も別々に違う。
以下は各期展示される商品の類別である。

第一期(4月15日~19日、10月15日~19日):大型機械設備、小型機械、自転車、オートバイ、自動車部品、化工製品、五金、工具、自動車(戸外)、工程機械(戸外)、家庭用電器、電子商品、電子電気製品、コンピューター及び通信工具、照明器具、建築及び飾り材料、浴室設備、輸入品展示区域

 

画像引用元:http://www.cantonfair.org.cn/cn/info/photolists.aspx

 

資料引用元:
http://www.cantonfair.org.cn/cn/faq/lists.aspx?colid=1501
http://m.cantonfair.org.cn/m/widget/page/index.html?lang=cn
https://baike.baidu.com/item/中国进出口商品交易会/10312424?fromtitle=%E5%B9%BF%E4%BA%A4%E4%BC%9A&fromid=1374269&fr=aladdin#3

 

筆者:李泳琳

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