第8回 「業種別テンプレート 自動車部品製造業」

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業種別テンプレート 自動車部品製造業

 

今回より各業界に特化した生産スケジューラのテンプレートをご紹介させていただく。第一回はタイに多い自動車部品製造業界への当社製品の適用事例である。この業界に必要不可欠な機能は以下の3つである。

 

1.日々の計画変更に即応できる計画スピード
2.手配資材の有無による制約スケジュール
3.ミルクランに対応する生産の同期化

 

特にカンバン方式のラインには生産スケジューラは不要といわれるが、実際はT社のラインや多くのサプライヤで当社製品は採用されている。では、後工程引き取り型の物理カンバンが運用されるラインで生産スケジューラはどのように利用されているのだろうか。
キーワードは、平準化・ボトルネック・シミュレーションの3つである。

カンバン運用で効果を上げる実際ラインでは生産の平準化は欠かせない。日々刻々変化する生産計画の環境の中で、ライン全体を見通した上での投入計画策定に生産スケジューラは能力を発揮している。また、ライン内には塗装ラインなどのボトルネック工程が必ず存在する。TOCの理論からすれば、この工程のスループットの向上がカンバン方式といえども全体ラインの生産リードタイムを決定する。当社製品がT社の塗装ラインで利用されている理由がそこにある。さらに段取り時間の短縮を命題とする生産ラインで、事前の計画シミュレーション結果を利用して、治工具・部品などを手元に用意できることも生産の効率化につながっている。

 


画像引用元:http://www.newsclip.be/article/img/2014/01/19/20458/3681.html

 

以上ご紹介させていただいた内容は実例であり、理論ではない。是非、御社のラインでもプロトタイプデモンストレーションを作成して検証いただきたい。ご利用いただけるサービスとしては、以下のホームページに無償の製品紹介のメニューとトライアル版のダウンロードサイトを用意させていただいているので、是非一度はご参照いただきたい。もちろん、日本語・タイ語の双方での対応が可能だ。

Fact-Link 当社ページ http://www.fact-link.com/home/asprova

実際の導入効果だが、この工場の場合、ラインの仕掛在庫は数量的には半減、金額ベースでも30%の改善が見られた。さらに、OEMまでに部品が提供可能なターンアラウンドタイムは20%短縮され、物流費の削減にも寄与している。最も大きな効果は、カンバン運用以外の部品生産も一部、同一設備を利用して効率的に実施できるようになった事実である。日本の工場とは異なり、一工場で複数事業製品を生産する傾向の強いタイ工場にとっては朗報ともいえる。

 


画像引用元:http://www.newsclip.be/article/img/2014/01/19/20458/3682.html

 

次回は特にタイローカル企業に多い電気電子製造業のEMS生産ラインで、当社製品がどのように利用され、どのような効果をあげているのか?こうした企業では、実際にどのような機能テンプレートが利用されているのか?をご紹介させていただく。

 

記事引用元:http://www.newsclip.be/article/2014/01/19/20458.html

 

2014年1月19日(日) 16時57分(タイ時間)

ASPROVA

日本語 藤井 e-mail:fujii@asprova.com
タイ語 Narumon e-mail:narumon@asprova.com
ウェブサイト:www.asprova.com

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