具体的な「場所の分散」と「通貨の分散」の実践(4)
この記事を読むのに必要な時間は約 3 分です。
テーマ:海外資産運用
先に資産の一極集中解消の第一歩として香港に渡航して香港と中国本土にそれぞれ資産の置き場所として銀行口座を開設し、17種類の通貨の分散そして複数通貨の金融商品による運用ができる環境を整えることを語った。
それを皮切りに資産を運用する場所とそれぞれの通貨建ての資産を分散してリスクを抑えたうえでさらにそれを運用して殖やしてゆく。
世界中に配置した資産がその地の通貨でどんどん大きくなってゆくのが理想的なかたちだ。
これはある意味グローバル企業のようなイメージ。
画像引用元:
http://network.51cto.com/art/201507/484649.htm
世界各国にグループ企業の現地法人を立ち上げ、現地の人を雇用し、現地の人相手にビジネスをして現地の通貨で利益をあげる。
その企業は複数の国(場所)で複数の通貨で資産を増やし続ける。
仮にどこかの国で混乱や危機が発生し、そこが壊滅的な打撃を被っても他の国で挙げる収益でカバーできるのでグループ全体がそれほど深刻な悪影響を受けることはない。
このかたちを個人に落としこむ。
もっともわかりやすいものに世界の主要通貨発行国にそれぞれ優良な収益不動産を所有するということがある。
例えば日本、アメリカ、イギリス、ドイツ、オーストラリアの5ヶ所で空室になりにくい優良不動産物件を購入して賃貸経営をおこなう。
日本の不動産物件は日本円(JPY)資産で毎月の家賃は日本円による収益。
アメリカの不動産物件は米ドル(USD)資産で毎月の家賃は米ドルによる収益。
イギリスの不動産物件はポンド(GBP)資産で毎月の家賃はポンドによる収益。
ドイツの不動産物件はユーロ(EUR)資産で毎月の家賃はユーロによる収益。
オーストラリアの不動産物件はオーストラリアドル(AUD)資産で毎月の家賃はオーストラリアドルによる収益。
それぞれの不動産物件に現地通貨を稼いでもらうのだ。
玉利将彦
http://www.borderless-investment.com
■ビジネスハブ香港:香港及び華南、アセアンの情報ステーション
「ハブとしての香港」をコンセプトに、香港及び華南、アセアンの「生」の情報が見られます。http://ideaport.jp/businesshubhk
□お問い合わせ
ビジネスハブ香港の記事に関するお問い合わせは下記までお願い致します。http://ideaport.jp/contactbhh