現地レポート:深セン市医療制度改革事情(2)

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今の医療保険制度の内容—医療保険の種類と医療保険料

第一ランク:月給の8.2%の保険料、うち、会社が6.2%を負担、個人が2%を負担する。ただし、実際の給料が前年度市の平均月給の三倍を超えた場合、平均月給の三倍で計算、最低は前年度平均給料の60%で計算。雇用側は深セン市の戸籍を持つ従業員に第一ランクに加入すべき。

第二ランク:前年度平均月給の0.7%の保険料、うち、会社が0.5%、個人は0.2%を負担する。

第三ランク:前年度平均月給の0.5%の保険料、うち、会社が0.4%、個人は0.1%を負担する。

深セン市の戸籍を持たない従業員に対し、雇用側は三つのランクの中から選ぶ。18歳未満無職、そして、市内在学中の学生、そして、親の一方が深セン市で社会保険を加入して一年以上の幼児が第二ランクを加入する。18歳~定年退職までの無職の、深セン市の戸籍を持つ人は自由に第一とダニランクを選ばれる。個人負担の部分は医療保険の個人口座に入る。

 


画像引用元:
http://news.sina.com.cn/o/2016-12-13/doc-ifxypcqa9541904.shtml

 

今の医療保険制度の内容—医療保険の保障

第一ランクの加入者が健康センターで診断料・治療費と薬代の30%が基本保険が負担、70%が個人負担。
個人口座の金額が足りない場合、現金で払う。
通院:診療費と治療、検査、薬代は保険の個人口座から引き落とす。
重大病気:癌など14種類の重大病気の長期治療で使う治療費・検査料・薬代、保険加入年数により、保険の負担率は次の通り。

① 保険加入12ヶ月未満 60%負担
② 保険加入12~36ヶ月 75%負担
③ 保険加入36ヶ月以上 90%負担

入院:各級病院に各ランクの保険加入者、個人負担定額以上の部分。
基本医療保険と地方補助医療保険府が負担する比率:

 

 

医療保険の成果

医療保険加入の人数:1994年医療保管に加入した人は12.8万人、2008年に858.83万人、2013年末現在に1100万人を超え、中国で数が少ない全民保険の都市になった。

 

健康センターシステムの構築

1996年の後半から、19ヵ所で同時にコミュニティ健康センターを試行し、市政府は「深セン市コミュニティ健康サービス基本基準」など一列の文章を作成、健康センターは主には健康促進・衛生防疫・婦人と幼児の保健・高齢者保健・慢性病防止と治療・病気の診断など6大任務を担当する。

2013年末現在、深セン市に592の健康センターがあり、面積合計は394911.2平米、医者と看護婦など専門職が8000人を超え、常駐人口平均1.78万人に1軒の健康センターが設けてある。

政府は3~5万人の人口に1軒の一級健康センターを設置、面積は1500平米以上、1~2万人に1軒の二級の健康センターを設置、面積は650平米以上の基準を作った。
健康センターに予防注射や、健康知識の教育、慢性病の定期的診断、一般の診断と治療、血液検査、尿検査などが出来、一部の健康センターに、心電図、CT検査、漢方、リハビリなども設けたある。

 


画像引用元:
http://www.wzmmw.net/zuixindongtai/7002.html

 

軽い病気の人を健康センタに誘致するため、健康センターの薬代の3割が基本医療保管と地方補助保健が負担し(7割は個人口座、病院の場合100%個人口座)、ネットワークを使って、カルテルが病院と共用できる、大きな病院で診断し、長期の治療が必要な場合、その治療を健康センターに移ることも出来る。健康センターが治療できない場合、大きな病院な転院できる。

健康センターの診断量は市の全部の医療機関の診断量に占める比率は2005年の24.7%(延べ1300万人)から2010年の36%(延べ2800万人)まで伸びた。一回あたりの診断治療費(薬代込み)は49元で、広東省平均の64.2元を大幅下回った。

 

Chudan

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