香港の旧正月インターナショナル・ナイト・パレード 後編

この記事を読むのに必要な時間は約 6 分です。

香港華南地区名所案内リポート　第13回

～ナイト・パレードに翻弄されるも満喫する～

前回は、17時頃に広東道（カントン・ロード）を離れて彌敦道（ネイザン・ロード）へ移動することまでをお伝え致しました。事前情報では、パレードの開始予定時刻は19:00となっていましたので、良い場所を確保するためにはそろそろ陣取りをする場所を決める必要があります。

一方で、カウントダウンの時と同じで、ネットと友人知人からの情報はあるものの、実際にどこで行われ、どこで見るのがベストなのかこの時点でもまだよくわかっていませんでした。ということで、しばらくの間は彌敦道（ネイザン・ロード）を中心にウロウロすることになりました。

以下は、17時半前後の彌敦道（ネイザン・ロード）の様子です。

ここは、尖沙咀（ティムサーチョイ）の九龍公園の東側、彌敦道（ネイザン・ロード）で、角にBEA東亜銀行があるT字路の様子です。この時間になると多数の警察官の姿が見られます。

ここは、九龍公園の南側にある海防道と彌敦道（ネイザン・ロード）がぶつかったところにある交差点の風景です。

先程の交差点から彌敦道（ネイザン・ロード）をさらに南へ下ると北京道とぶつかるT字の交差点の角にアイスクエアというショッピングモールがあります。最終的には、その中間に位置する上記2つの写真の場所に陣取ることに決めました。彌敦道（ネイザン・ロード）は広東道（カントン・ロード）と異なり、中央分離帯がありますが、我々はその西側に陣取ったことが苦難の始まりでした。。。

17時半の時点で、すでに彌敦道（ネイザン・ロード）の東西両側ともに人が陣取り始めていましたが、西側であるアイスクエア側の方が人が少なく、かつ自分たちも西側にいたため、安易にこちら側に陣取ることを決めてしまった次第です。

 
上記2つは、18時半頃の様子です。海防道から流れてきたパレードの一向は、ことごとく彌敦道（ネイザン・ロード）の東側を通って行きましが、事前情報では19時開始と聞いていましたので、予行練習か、仮に本番だとしても我々が陣取っている西側にも流れてくるだろうとタカをくくっていました。

このように一部は彌敦道（ネイザン・ロード）の西側に流れて来ましたが、直ぐに警官が駆けつけてきて東側へ行くよう注意されていました。それでも、この時はまだ楽観ししていました。

ところが、20時前になっても一向にこちら側を通る気配がありません。このままではパレードを間近で見ること無く終わってしまいます。パレードの開始前から陣取っていた場所を移動するのは簡単ではない決断でしたが、意を決して移動することにしました。

まず、彌敦道（ネイザン・ロード）を北側へ移動しました。海防道を渡ったところで広東道（カントン・ロード）側に行く必要があることがわかったものの、付近にいた警察官に西と南へ行くことを制止されてしまい、仕方なくそのまま北側を進むことにしました。ただ、もちろんパレードの姿はありません。

一度はこのまま帰ろうかなと思いましたが、ダメ元で九龍公園を通って海防道まで行ったところ、特に制止されることもなく、人混みの海防道の北側まででることができました。

文字による説明はこれくらいにして、以下は、海防道の北側から広東道（カントン・ロード）の東側を通って広東道（カントン・ロード）の西側へ渡り、南のバスターミナル付近のパレード開始地点付近までの間に撮った写真です。

ここは、彌敦道（ネイザン・ロード）の南端です。パレードは広東道（カントン・ロード）の南端から出発して、ここで終了していました。パレードを数時間見ていてわかりましたが、同じ部隊を2～3回見かけましたので、ここを拠点に何回も周回していたのでしょう。

この時点で21時半を過ぎていました。事前情報ではこれくらいの時間で終わる予定でしたが、まだまだパレードは続きそうです。ただ、我々としてはパレードを見ることができましたので、終電に間に合うよう、この時間で帰ることにしました。今回は、70点くらいですね。

では、次回はまた別の観光スポットをご紹介します。

鈴木陽介
アイデアポート・グループ代表
www.ideaport.com.hk

※本記事の写真はすべてリポーターが撮影した写真です。本記事の目的は名所旧跡の存在を周知することであり、内容の真偽に関しては責任を負いかねます。本記事が提供する情報につきましては、読者自身のご判断によりご活用ください。

Follow me!