中国の不動産

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中国統計局のデータによると、2016年中国不動産の販売益はGDPの6.5%を占め、11万7627億元である。それに対し、2017年不動産の販売面積は16億9千万平方メートルで、去年同期比7.7%増加した。不動産の販売益は13万3701億元で、同期比13.7%増加した。2016年の中国不動産市場において、中・小都市は分譲住宅購入をめぐる補助金支給や販売促進などの手段を講じて、在庫の解消に努める一方で、一線・二線の大都市では価格高騰が続いた。しかし各地の状況に適した措置を講じるというコントロール政策を受けて10月と11月には人気の高い都市の住宅市場でも落ち着きを取り戻しつつある。

画像引用元:http://www.sohu.com/a/223786244_729812

 

2017月16日に閉幕した中央経済活動会議において、2017年の不動産市場の発展方向が明確に打ち出され、不動産市場の健全で穏やかな発展の促進が強調され、「住宅は住むためのものであり、投資の対象ではない」ことが再確認された。中国住宅・都市農村建設部の王蒙徽部長は、「住宅は投資用ではなく居住用という位置づけを堅持し、不動産市場の平穏かつ健全な発展を促進する長期的メカニズムを改善し続ける必要がある」と表明した。2017年以降の不動産調整に関する一連の新政策により、住宅価格の過度な上昇が抑制された。

画像引用元:http://www.gov.cn/shuju/2018-03/14/content_5273958.htm

 

統計によると、2018年2月、二線都市の新築分譲住宅の販売価格上昇幅は前月比で0.2ポイント縮小し、中古住宅の販売価格上昇幅は前月比で0.1ポイント拡大した。三線都市の新築分譲住宅と中古住宅の販売価格上昇幅はいずれも前月と横ばいだった。二線都市の新築分譲住宅と中古住宅の販売価格上昇幅はそれぞれ前月比で0.4ポイント、0.1ポイント拡大した。三線都市の上昇幅もそれぞれ前月比で0.4ポイント、0.1ポイント拡大した。

都市の調整政策に沿った不動産市場の状況になっていると分析している。調整が強化されている都市の不動産価格上昇幅は縮小し、調整が最も強化されている都市は前年同期と比べて価格が下落している。現状からして、2018年も引き続き調整政策が強化される。専門家の分析によると、今年の春節(旧正月、今年は2月16日)期間中、二、三線都市では、帰省中に不動産を購入した人が増加し、それが、1-2月の二、三線都市の不動産価格が上昇した主な原因となったという。

 

記事引用元:http://j.people.com.cn/n3/2018/0320/c94476-9439640.html
記事引用元:http://j.people.com.cn/n3/2018/0315/c94476-9437429.html

 

張鴻浩

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