中国過去録26(6)
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(昨日の続きより)
どういうことかというと、広東省は一年を通して暑い日が多く、食器などを一旦洗っても、雑菌が繁殖するスピードが速いということです。ですので、ちゃんと綺麗に洗われているかもしれませんし、直前にお店の人が洗ってくれているかもしれませんが、念には念を入れて、自分たちでもう一回熱湯消毒しましょう。というのが本来の理由だそうです。
日本でお寿司を食べるとき、ネタにワサビを入れたり、緑茶を飲んだりしながら頬張るのは、両方とも殺菌効果があるからと聞いたことがあります。
広東省で始まった熱湯消毒とお会計の時に買単(マイダン:票を買う、つまり、お会計という意味)と言う文化は、もはや中国全土に広まりつつあるようですが、このような合理的な習慣はどんどん広めるべきだと思います。
(明日に続く)
鈴木陽介
ビジネスハブ香港編集長:http://businesshub.hk/category/suzukyblog/
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