深センについて考える5(4)

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(昨日の続きより)

ここには、ただ単にパソコンをイジっているだけの人はいません。エリア内にはいくつか実験室がありますが、そこに毎日基板にハンダ付けしている人がいます。少なくとも、私が入居してからの23週間、その人はずっと実験室の片隅に工具類や材料などを取り揃えて陣取っており、毎回ひたすらハンダ付けしています。その人が通常のブース席にいるのを見たことがありません。

恐らく、必要量が少なく、かつ基板がデスクトップパソコンのマザーボード並みに大きいため、どこの工場も相手にしてくれないのでしょう。なので、仕方なく自分たちでハンダ付けしているのでしょうが、いかにもスタートアップという感じですね。

他には、トラブルメーカーという変わった名前の会社が入居しています。ここは、部屋も複数借りており、この華強北国際創客中心の入居企業の中では一番有名です。この会社は多国籍の人たちが働いているようで、また、よく会議室を借りていろいろと議論しています。

(明日に続く)


鈴木陽介

ビジネスハブ香港編集長:http://businesshub.hk/category/suzukyblog/

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