北朝鮮VS米国VS中国 今後どうなる?(その時、日本、韓国は?)
この記事を読むのに必要な時間は約 4 分です。
2017年、北朝鮮ミサイルをかなりの頻度で日本海、太平洋に打ち込んだが、2018年に入って、融和路線に進みだし、2018年4月27日韓国との首脳会談を実施、2018年3月末と5月7日、中国との2回首脳会談を実施。2018年6月12日米国と首脳会談の予定している。
北朝鮮は、経済制裁の効果がかなり効いてきて、現地生活者の話では、最近、食料、燃料等生活用品も不足しているとのことです。このままでは国内でクーデターも起こりかねない状況で、たまらず路線変更に進んでいると考えられる。
中国は、北朝鮮がこのまま進んでいってくれることが世界戦略上良かったので、これまで無視して相手にしてなかったのに、北朝鮮が路線変更したので、すぐに首脳会談を始め韓国や米国との方向性の状況確認をしていると考えられる。
韓国は、今後経済成長を考えた時、その他の方法がなく、北朝鮮戦略が最も近道だと考えて融和路線に進んでいると考えられる。
米国は、トランプ大統領が、自分の名誉を最優先に考えて首脳会談を実施したいと考えられる。(後は、中国との、世界の覇権争いに、北朝鮮がキーポイントになる可能性も考え行動している。)
画像引用元:https://pixabay.com/ja/市-アーキテクチャ-都市景観-スカイライン-パノラマ-北朝鮮-3326425/
私の予想は、
① 6月12日米朝首脳会談は実施される。(実施はどちらにもメリットがある。)
② 米朝首脳会談後両者の主張が強すぎ交渉が決裂する。(核がポイントで決裂)
③ 中国が今後も北朝鮮を隠れて支援する。(中国はこのままが好都合)
④ 日本は北朝鮮に相手にもされないし、拉致問題も解決しない。(北朝鮮に利益がないから)
⑤ 韓国は米国の言うことを聞くしかないので、融和を進められない。(工業団地など部分的には開放する可能性もある。)
⑥ 世界リスクオフ(現状でも何かのきっかけで、いつリスクオフになってもおかしくない状態であるので、交渉決裂がきっかけになる可能性もある。)
最後のフロンティアである北朝鮮は、どの国にとっても重要な国である。
いつ改革開放するのかはまだわからないが、そんなに遠い未来ではないと私は考えている。
さてどうなるでしょうか?
(2018年5月17日)
中尾泰隆
「お金」のコンサルタント 中尾泰隆nakao@fujiseiko.com.cn
日本の証券会社に2年半。日本の金融市場に限界を感じ2003年に渡中。
華南地区でコンサル会社、工場等で主に財務会計を担当。
現在は日中香越の企業で顧問として従事しながら、世界の金融市場で独自の理論で株、為替、不動産等に投資を行い非常に高い収益を上げている。華南地区でお金に関する相談(個人、企業)等も随時対応している。
得意分野を生かし毎日異なる場所で働く、新しい働き方を実践している。
■ビジネスハブ香港:香港及び華南、アセアンの情報ステーション
「ハブとしての香港」をコンセプトに、香港及び華南、アセアンの「生」の情報が見られます。http://ideaport.jp/businesshubhk
□お問い合わせ
ビジネスハブ香港の記事に関するお問い合わせは下記までお願い致します。http://ideaport.jp/contactbhh