南風古竈と石湾公園 前編
この記事を読むのに必要な時間は約 4 分です。
香港華南地区名所案内リポート 第3回
~仏山観光の穴場、南風古竈を歩く~
前回は仏山の別の観光スポットである祖廟と嶺南天地についてご案内致しましたが、今回はもう一つの名所である南風古竈(中文:南风古灶)をご紹介します。
仏山の祖廟は全国的にもとても有名で、かつ仏山市の中心である禅城区のその中心に位置しており、とても行きやすいロケーションとなっております。一方で、南風古竈は同じ禅城区にあるもののやや郊外に位置しており、地下鉄からも遠く、そのため、観光客も祖廟や嶺南天地より少なく、穴場スポットとなっております。
では、まずは行き方についてご説明します。
広州から行く場合は、地下鉄が一番安価で便利です。広州地下鉄1号線の「西朗」駅まで乗り、広佛線へ乗り換え、「季華園」で降りて下さい。祖廟がある「祖廟」駅から数えて2つ目の駅です。この駅から南風古竈までかなり離れていますが、それでもここが最寄り駅です。あとはタクシーに乗り換えて西へ向かって下さい。中国語がわかる方はバスで行っても良いと思います。南風古竈行きやその方面へ行くバスは複数ありますので、季華園まで行かず、もっと手前からバスで行っても良いと思います。
ご覧のとおり、地図で見てもかなり離れています。
こちらが南風古竈の正面入口です。ここの他にも3箇所ほど裏口があります。
南風古竈は祖廟ほど有名ではありませんが、それでも祖廟と同じく国家AAAA級(A5つが最高)の観光名所に指定されており、祖廟と比べて決して見劣りしません。昔はこの辺は壺づくりで有名だったようで、その名残として建物が保存されています。南風古竈の竈はかまどという字が宛がわれていることから考えても納得がいきます。なお、入場料は大人25元/1名です。
では、あとはいくつか写真を掲載して紹介の代わりと致します。
まだ南風古竈のすべてをご紹介しきれておりませんが、今回はここまでとします。
では、次回は南風古竈の残りと隣の石湾公園をご紹介します。
鈴木陽介
ビジネスハブ香港編集長:http://businesshub.hk/category/suzukyblog/
(アイデアポート・トレーディング代表:www.ideaport.com.hk)
※本記事の写真はすべてリポーターが撮影した写真です。本記事の目的は名所旧跡の存在を周知することであり、内容の真偽に関しては責任を負いかねます。本記事が提供する情報につきましては、読者自身のご判断によりご活用ください。
■ビジネスハブ香港:香港及び華南、アセアンの情報ステーション
「ハブとしての香港」をコンセプトに、香港及び華南、アセアンの「生」の情報が見られます。http://ideaport.jp/businesshubhk
□お問い合わせ
ビジネスハブ香港の記事に関するお問い合わせは下記までお願い致します。http://ideaport.jp/contactbhh