HTC

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風下に当たる中国でもVR企業が猛烈な勢いで発展している。この数年間、たくさんの大手企業が相次いでヘッドマウントディスプレーに関心を寄せ、VR市場に参入したり、VR事業の比重を増やしたりしている。台湾を拠点とするスマートフォン・携帯情報端末（PDA）メーカーの宏達国際電子株式会社（HTC）は、その中の一員としてVR業界で活躍している。

画像引用元：https://www.htc.com/cn/

HTCはWindows MobileやWindows Phone、Androidを搭載したPDAやスマートフォンを世界中で発売している。HTCは2008年9月に全世界第一台Androidを搭載したスマホHTC G1を生産した。かつてはHigh Tech Computer Corporationと名乗っていた。近年この企業は、「quietly brilliant」、「HTCInnovation」よいうスローガンをササゲて掲げて、VR市場に進出している。

画像引用元：https://image.baidu.com

VRはコンピュータ技術により3D空間を作り出し、現実に近い仮想世界を作り出す。VRは視覚・聴覚・触覚・嗅覚・味覚などを利用し、その場にいるような効果を演出する。VR技術は人工知能、教育・研修、医療・健康産業、ゲーム・エンタメ、映画・動画、デジタル旅行、デジタルメディア、バーチャルコミュニティー、デジタル地球、設計・計画、住宅販売、水利・電力、地質災害などの各分野に応用できる。VR技術がまずゲーム、映画・テレビ、漫画・アニメーション、スポーツなどの大型娯楽分野でペースを加速させ、早く投資した企業ほど発展の可能性が大きくなる見込みだ。HTCの創業者王雪紅はこれをきっかけとしてVR業界に進出しようと思う。

最新のデータによると、世界でスマートフォンによって得られた利益のうち、アップルが91％を占め、サムスンが14％を占め、聯想（レノボ）、HTC、ソニー、マイクロソフトなどは軒並み赤字を出したという。各ブランドの利益占有率と市場占有率が極端に不釣り合いだ。聯想（モトローラを含む）とHTCは損失が事業全体の利益の1％に達し。外国のメディアによると、去年（2017年）HTCは約39億4千万元の赤字が出た。それは2002年上場した以来最高の記録だった。2017年の売上高は同期比2割で下がり、133億元になった。

張鴻浩

記事参考サイト:
https://www.htc.com/cn/
https://baike.baidu.com/item/宏达国际电子股份有限公司/4319854?fr=aladdin&fromid=12139&fromtitle=htc
http://j.people.com.cn/n3/2016/1201/c95952-9149475.html

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