みなさんは5G時代への準備ができていますか?

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読書オタクが語る日本図書シリーズ 第126回

~『IoTの基本・仕組み・重要事項が全部わかる教科書』(杉山浩司、他著)を読んで学んだこと~

 

今からでも遅くはありません。

 

5G時代はもう目と鼻の先です。

現在までに報道などで確認されている内容に基づけば、速ければ2019年の末くらいから、遅くとも2020年中には、各国で5Gが導入されると思います。

自分など、3Gから4Gに切り替わる時も何のことだかよくわかっていませんでした。ドラクエやプレステ、ウィンドウズのバージョン?が定期的にアップデートされるがのごとく、もちろん数字が上がる以上は良くなるのでしょうが、3から4に変るんだと、むしろ、スマホを買い替える時に、これは3Gまでしか対応していないとか、高いけど、4Gに対応したこちらの商品の方がいいだとか、店員のセールストークに利用されているだけのイメージしかありませんでした。

ただ、1G~4Gまでの歴史を改めて調べてみると着実に進化しているのがわかります。
1G~2Gの頃は、携帯電話ではあるものの、固定電話+ショルダーバックをセットで持ち歩いているような状態であり、しかも電話ができるだけでした。ただ、それでも従来の固定電話だけの時代から考えれば画期的でした。
3Gの時代になると、ガラケーやフィーチャーフォンと呼ばれる本格的な携帯に便利な携帯電話が登場し、しかも、電話だけでなく画面もついてネットに接続したり、メールを打てるよになるなど大きな進化が見られました。
3G時代の後半になるとスマートフォンが現れ、ミニパソコンと呼べるほど多機能になり、その多機能さに合わせるように4Gの時代が始まりました。

ただ、4Gになってからは有線でなくてもほぼ快適にネットに接続できるようになりましたが、4Gの今の時代であっても、まだまだネットが遅い、つまり、ネットにつながらない、何かをダウンロードするのに時間がかかるなどのストレスをまったく感じないことはまずあり得ません。

それが、5Gになると劇的に変わるというのです。

もちろん、期待だけをあおっているだけなのかもしれませんが、少なくとも、現在はIoTといってもネットなどのインフラの力不足によりほとんど役に立ちませんが、本格的なIoT時代が幕を開けるのではと期待せずにはいられません。

そんな中で本書を読み、下記の引用箇所が気になりましたので以下に引用します。

 


画像引用元:https://pixabay.com/ja/実業家-タブレット-コントロール-市-男-スーツ-産業4-3213659

 

【この本のポイント!】

 

5.7 データ活用としての通知や制御(フィードバック)

 

●分析結果通知の重要性

蓄積したデータを分析して新たな示唆やビジネスヒントを検討する一方で、データを収集しながらリアルタイムにアクションを行うことはIoTらしいデータ活用だと言えるでしょう。比較的簡単に行えるアクションとしては、次のようなものがあります。

・収集しているデータがある閾値を超えた際に通知する
・データ送信が発生した際に通知する
・一定時間、データ送信が途絶えた際に通知する

通知方法としては、メッセージ送信、ランプ点灯、ブザー音などがあります。
このようなアクションをさらに発展させると、何らかのトリガーに対して機器を制御する活用も考えられます。
このようにリアルタイムに通知や制御が行えることで、スマート工場や遠隔メンテナンスが実現でされることになりますが、リアルタイム性や通知制御の制度を追求することは費用とのトレードオフになります。そのため、IoTデータの活用では、通常のシステム開発と同様に、何を実現したいのかを現実的に見据えた検討が必要となります。「できること」と「必要なこと」は必ずしも一致しない点に注意してください。(中略)

リアルタイムデータ処理と、その結果に基づいてリアルタイム制御を行う用途は、今後ますます増えていくでしょう。そして、実現する技術的な環境も整いつつあります。特に通知や表示は、既存のツールで比較的簡単に実装できます。
ただ、本格的な制御になると、現在でもまだ多くは実装されていません。物理的な環境が見えない中で、センサーデータなどの結果から遠隔操作することには、まだ慎重論があるからです。さらに、それがリアルタイム制御ともなると、より一層難易度が高くなります。
技術者として気をつけなければならないのは、分析や可視化までは比較的簡単にできても、その先は未知数だということです。現場・現物・人にフィードバックして、アクション・制御・行動を促すことが重要な価値を生み出します。この点を意識して、これからのシステム構築に取り組んでください。具体的には、より多様な分析・可視化・通知・制御の方法を理解することです。そして、PoCのような小さな環境からスタートし、トライ&エラーで実装・最適化を行っていきます。

『IoTの基本・仕組み・重要事項が全部わかる教科書』P173~P178

 


画像引用元: https://pixabay.com/ja/アクセシビリティ-参照-5g-ビジネス-実業家-選ぶ-クリック-3570138/

 

IoTはInternet of Things、日本語ではモノのインターネット、と呼ばれていますが、簡単にいえば、あらゆるモノがネットとつながる時代が訪れるということです。

現在でも、たとえばスタバでノートパソコンやスマホを開けばスタバのネットにつながりますし、また、日本でも行政がインバウンド向けにWi-Fiの接続サービスを提供しているところも増えてきました。

そうでなくとも、携帯電話会社と契約し、SIMカードを入れたスマホを持ち歩いていれば、電波さえ拾えていればどこでもネットにつながります。ですので、あらゆるところでネットにつながることができる。というのは、現在でもある程度は実施されており、かつほとんどの人が実感しているところだと思います。

ただ、あらゆるモノがネットにつながるということになると、そう簡単ではありません。

そこにコップがあり、その何の変哲もないコップがかってにインターネットにつながることはあり得ないわけで、何らかのセンサーなり、基板なり、受信機なりが必要になります。そして、もっと重要なのは、現在の常識というか、実用面においては、それらは必ず電源を必要とするということです。

そうなると、その電源ユニット部分と電波やデータを送受信する部分が必要となり、現在の技術レベルでは小型化に限界があります。

一つ有利なのは、クラウドとの間でデータの容量とスピードが飛躍的に伸びることで、データの保管はクラウドでまかなえますので、基本的にデバイス側に記憶媒体をおいておく必要はありません。ただ、IoT化=直ぐにデバイスレスとはいかないわけです。

いずれにせよ、今は一部の製品しかIoT化され、実用化されていませんが、来年から10年くらいかけてあらゆるモノがIoT化されていくのは間違いないでしょう。それをひとつひとつ発掘し、自分なりのIoT製品をつくりあげていくのもおもしろいかもしれません。

これまでは大変な苦労をしても、つまり、インプットに比してアウトプットがの量が少ないという状況の方が多かったと思いますが、クラウドかの時代を経てIoTの時代になれば、小さなインプットで大きなアウトプットを得られるかもしれない世界がもう目前まで迫っています。

その大きな波に乗り遅れないよう、自分はモノづくりなんてしたことない。という方でもつべこべ言わずに、今から取り組んでみてはいかがでしょうか?

 

一介の読書オタクより

 


画像引用元:https://www.amazon.co.jp/IoTの基本・仕組み・重要事項が全部わかる教科書-八子-知礼/dp/4797392436/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1547984336&sr=8-1&keywords=IoT%E3%81%AE%E5%9F%BA%E6%9C%AC%E3%83%BB%E4%BB%95%E7%B5%84%E3%81%BF%E3%83%BB%E9%87%8D%E8%A6%81%E4%BA%8B%E9%A0%85%E3%81%8C%E5%85%A8%E9%83%A8%E3%82%8F%E3%81%8B%E3%82%8B%E6%95%99%E7%A7%91%E6%9B%B8

 

参考図書:『IoTの基本・仕組み・重要事項が全部わかる教科書』
発行年月:2017年11月
著者:杉山浩司(すぎやま・こうじ)、他
発行所:SBクリエイティブ
※本記事の写真はすべてイメージです。本記事は参考図書の一部を引用したうえで、個人的な感想を述べているに過ぎません。参考図書の実際の内容は、読者ご自身によりご確認ください。

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