中国の結婚式②

この記事を読むのに必要な時間は約 3 分です。

四、双方実家での挨拶が終わった後、新郎新婦と介添えの皆さんが一同で、公園で記念写真、ビデオを撮ります。(この時撮った写真、ビデオは夜の披露宴で公開されます)

記念写真の撮影。残念ですが、写真を撮る時は曇天でした。

 

五、写真撮影終了後、新婦は着替え・休憩をして、結婚披露宴の準備に入ります。

夜17:58になりましたら、新郎新婦は会場入口前に立って、来客への案内をします。
その時、慣例の「結婚紅包(ホンパオ)」を新婦の介添え人に渡すのは礼儀です。

 


披露宴会場入口前の飾りです。

 

六、いよいよ結婚式本番。会場には派手な舞台があり、新郎新婦が順番通りに舞台に上り、司会者のサーポートを得ながら誓約の式を完成します。

 

派手な舞台

 

綺麗な新婦さん

 

新郎新婦登場

七、無事に式を完成した後は披露宴の時間です。披露宴会場は基本的に赤と白で飾られます。

 

皆が食事を開始したあと、新婦さんは新しい衣装に着替えて、新郎と一緒にテーブルの並びに沿いて、順番通りに全会場の来客と挨拶・乾杯をします。かなり長い時間をかかりますので、来客が多い場合、乾杯が終わる時点で披露宴が終盤になります。
その間、皆さんが退屈しないように、主催側は
パフォーマンスとゲームを用意します。

 

披露宴中、バンドのパフォーマンスがありました。

上記7つの内容を全部完成後、一日の結婚式がとうとう終わりになりました。とても疲れるでしょう。ハイヒールを着たまま一日奔走する新婦さんの姿を見て、何だかかわいそうと思いました。でも疲れていても、新婦さんはいつも幸せな笑顔でした。

ちなみに、伝統的な結婚式を行う場合、「赤」が一番重要な色です。新郎新婦の家、披露宴会場の飾り、結婚式用品、ウェディングドレスなど、全部赤になります。基本的な流れは洋風結婚式とそんなに変わらないですが、地方によって細かいところの違いもあります。

日本の結婚式と多少形式の違いがあるかもしれませんが、若い夫婦の家出をお祝いするという気持ちは同じと思います。もし中国友人の結婚式に参加する機会があれば、ぜひ遠慮なく体験してください。おっと、「紅包(ホンパオ)」を忘れずにね(笑)。

 

 

劉セイラン

■ビジネスハブ香港:香港及び華南、アセアンの情報ステーション
「ハブとしての香港」をコンセプトに、香港及び華南、アセアンの「生」の情報が見られます。http://ideaport.jp/businesshubhk

□お問い合わせ
ビジネスハブ香港の記事に関するお問い合わせは下記までお願い致します。http://ideaport.jp/contactbhh

Follow me!