香港高鐵――心の距離も近くなる(下)

この記事を読むのに必要な時間は約 4 分です。

広深港高鐵は「動感号」と名づけ、8両編成し、車体が銀灰色であり、毎両も波型の赤色と白色の標識があり、香港の文化元素が溢れている。そして、毎両列車はワイファイがあり、毎座席は独立のコンセントがあり、背もたれの角度が調整でき、しかも180度で座席を調節できる。さらに、行動不便者専用トイレもある。

 

画像引用元:http://www.sohu.com/a/217156881_664497

 

そんなにハイスペックの香港高鐵は切符の値段も高いと思われるが、実はスピード、時間、快適度などの条件から考えると、広九直通列車より引き付ける力がある。広州から香港までの広九直通列車の普通切符は210香港ドルで、香港西九龍駅から広州南駅までの切符は約247香港ドルである。深セン福田駅までの値段は78香港ドルだけである。さらに、「一地両検」を実行し、出入境の手続きも香港西九龍駅で完成でき、便利になるし、多くの時間を省ける。

「一地両検」は香港西九龍駅で、香港と中国本土の出入境の手続きを取り扱えると意味する。しかも同じフロアで、本土の出境と香港の入境の手続き、あるいは香港の出境と本土の入境の手続きを取り扱え、違うところに手続きを取り扱う必要がないのだ。

 

画像引用元:http://jt.sz.bendibao.com/news/2018831/807759.htm

 

つまり、本土から香港に行く場合では、列車が香港西九龍駅に到着すると、B4フロアのプラットホームで降りる次第に、B2フロアで本土の出境手続きを取り扱い、本土エリアから離れ、同じフロアの香港エリアに入り、香港の入境手続きを取り扱うことである。

また、香港から中国本土に行く場合では、西九龍駅のB1フロアで切符を買って改札する次第に、B3フロアで香港の出境手続きを取り扱い、香港エリアから離れ、同じフロアの本土エリアに入り、本土の入境手続きを取り扱い、手続きを完成した後待合室で休憩してもいい、列車が着くと、B4フロアにいって列車に乗ることである。

広深港高鐵は大幅に広州、深センが香港への乗車時間を短縮しただけでなく、列車も快適であるし、香港と中国本土の出入境の手続きも香港西九龍駅で完成でき、たいへん便利になった。今後、中国本土と香港の往来はきっとより多くなり、よりよく各地の資源を調達し、経済の発展を推進しよう。

 

資料引用元:
http://www.sohu.com/a/217156881_664497
http://jt.sz.bendibao.com/news/2018824/807519.htm
http://jt.sz.bendibao.com/news/2018831/807759.htm

 

筆者:黄燕

■ビジネスハブ香港:香港及び華南、アセアンの情報ステーション
「ハブとしての香港」をコンセプトに、香港及び華南、アセアンの「生」の情報が見られます。http://ideaport.jp/businesshubhk

□お問い合わせ
ビジネスハブ香港の記事に関するお問い合わせは下記までお願い致します。http://ideaport.jp/contactbhh

Follow me!