黄沙の文房具街 後編

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香港華南地区問屋街リポート 第4回

 ~黄沙の文房具街「誼園」の紹介~

 

前回の続きで説明しますと、まず最初のこの建屋は、日本の文房具店で売られているようなノートやファイルやペンなどはひと通り揃っています。それだけでなく、バスケットボールやらいろいろなものが売られています。

端的にいえば、黄沙駅から一番近いこの建屋、B館と呼ばれているようですが、軽文房具用品のお店が集まっているといえます。この建屋は5階建てですが、4階と5階は倉庫になっており、エレベーターも一応使うことができますが、3階までしか行くことができません。

少し場違いかもしれませんが、バスケットボールなどのスポーツ用品も売られています。

 

B館を西に抜けると、もう一つ5階建ての建屋があります。

 

この建屋(恐らくA館)はラミネーターやプリンターなど、いわば、重文房具関連用品が売られています。ここも5階建てですが、この建屋はエスカレーターで5階まで行くことができます。

 

手帳はB館でも売られていますが、こちらのA館の方がお店も品ぞろえも多いです。また、B館は一つ一つのブースが小さいですが、A館はこのように比較的大きなブースが多いのが特徴です。

 

A館の南側に幹線道路が走っていますが、道路を挟んで南側にももう一つ建屋があります。「五湖四海文具交易中心 南区」という名前です。

 

こちらはB館とあまり変わりません。2階まで行くことができます。

この南区の建屋を東へ抜けると、「文体交易中心」と書かれたアーケード街があります。

 

もはや文房具だけでなく、お祝い事があるときに使用する雑貨も売っています。

ちなみに、この写真の左手側、つまり、北側がB館です。

これら4つの建屋群が「誼園」といわれる広州では有名な文房具の問屋街になります。

 

次回は番外編として、黄沙駅近く、誼園とは高速道路の効果を挟んで反対側にある、海鮮市場と沙面をご紹介します。

 

 

問屋街オタク

鈴木陽介

 

ビジネスハブ香港編集長:http://businesshub.hk/category/suzukyblog/

(アイデアポート・トレーディング代表:www.ideaport.com.hk)

 

※本記事の写真はすべてリポーターが撮影した写真です。本記事の目的は問屋街の存在を周知することであり、内容の真偽に関しては責任を負いかねます。本記事が提供する情報につきましては、読者自身のご判断によりご活用ください。

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