シェアリングビジネス

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デジタル化技術が急速に普及し、消費者が新たな外出スタイルを模索し始めるというダブル要因を受け、中国では、シェア自転車やオンライン配車予約などの新たな外出スタイルが、外出コンセプトの再定義を進めているのと同時に、中国を世界最大の外出市場にしている。伝統的な自動車メーカーは、従来のビジネスモデルを転換することで、新たな市場チャンスを掴むよう迫られているようだ。

画像引用元:http://www.sohu.com/a/161928628_397099

中国には30社以上のシェア自転車会社が存在し、毎日延べ100万人以上の人々が利用するエコで便利な新しい交通手段。短距離の移動に便利な交通手段であるシェア自転車は、すでに人々にとってなくてはならない存在となっている。しかも1回の利用はたったの1元(約17円)。このような中国の革新的なビジネスモデルは、GPSテクノロジーを活用しており、これまでこれほどシンプルな操作で自転車をレンタルできるサービスは無かった。

画像引用元:http://henan.china.com.cn/finance/2018/0526/5816673.shtml

 

北京市交通委員会によると、現在、北京の一部の地域では、シェア自転車のアクティブ度が50%にとどまり、半分が遊んでいる状態という。そのため、北京は、シェア自転車の増加を制限し、減少するように調整する計画だ。今年4月末の時点で、北京のシェア自転車は合わせて約190万台となっている。

画像引用元:http://j.people.com.cn/n3/2018/0525/c94638-9464360-2.html

 

シェアリングの概念が拡大するにつれ、ますます多くのシェアリングサービスが人々の暮らしへと浸透している。自転車だけではなく、自動車にもシェアできるようになった。中国のカーシェアリング企業・PandAutoと検索大手・百度は24日、重慶両江新区で、プロジェクト「自動運転モデルパーク」を正式にスタートしたと発表した。双方はオープンパークのエリア内において、アプリで申請すると、車が自分いる場所まで自動運転でやってくるシェア自動車サービスを提供する。同プロジェクト実施の試みは中国で初めて。

 

張鴻浩

記事参考サイト:http://j.people.com.cn/n3/2018/0518/c94475-9461549.html
http://j.people.com.cn/n3/2018/0531/c206603-9466218.html
http://j.people.com.cn/n3/2018/0526/c208907-9464431-2.html

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