食事では欠いてはいけない料理――「上湯時蔬」(スープあり煮る当季の野菜)

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広州食ルポ その十三

〜広東料理 上湯時蔬〜

 

広東人の食事では、単純な野菜料理がないと、なんとなく何か欠いたような感じがある。肉料理がなくても大丈夫だが、野菜料理がないと、完全な食事とは思わない。まるで、野菜料理は食事の魂のようだ。そして、野菜料理では必ず緑の葉がある野菜であり、さらに少ない油や塩で調理しなければならない。そうすると、野菜自身の味はちゃんと味わえるとともに、栄養があり、すごく健康だと思われている。

その中には、「上湯時蔬」(スープあり煮る当季の野菜)は最も簡単な広東野菜料理である。普通の場合では、スープは鶏、鶏骨あるいは豚骨で煮込むものである。ちょっと白くて透き通るようだが、味が薄いのだ。野菜は簡単に煮た後、盛り付けたスープに入れる。その後、トッピングとして肉片やピータンなどのものをかけると、この料理は完成する。

 

上湯クレソン(スープあり煮るクレソン)

撮影:黄燕

 

簡単な作り方だが、当季の野菜とスープを合わせると、当季ならではのおいしさになる。ゆえに、外食の場合では、広東人は他の野菜料理を注文しないと、せめてこの料理を選ぶ。

 

資料引用元:
https://baijiahao.baidu.com/s?id=1587893391706861343&wfr=spider&for=pc
http://blog.sina.com.cn/s/blog_3d0dcabf0100j2x4.html
http://www.sohu.com/a/204759862_548663

 

筆者:黄燕

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