広州の展示会場

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香港華南地区問屋街リポート 第9回

~広州交易会の会場のご紹介~

 

広州で展示会といえば、何と言っても「広州交易会」、略して「広交会(Canton fair)」が有名です。基本的に海外のバイヤー向けの展示会で、入場料は100元かかりますが、一度入場札をつくってしまえば以降は何度でも無料で出入りできます。その回だけでなく、次回や翌年以降の広交会にも無料で出入できるという好待遇です。

中国の方ももちろん出入りできますが、なんと、350元も取られます。もし中国人通訳と一緒に回られる場合はご留意ください。因みに、会場付近には通訳希望者やダフ屋みたいなのが大勢いますが、相手にされないことをオススメします。

会場情報は以下の通りです。

 

会場名:広州市国際会展中心及び琵洲国際会展中心C区
住所:中国広州海珠区閲江中路380号

 

地下鉄の最寄駅は広州地下鉄8号線の「新港東」駅と「琵洲」駅です。

 

地下鉄の最寄駅が2つとは、いったいどっちの方が近いんだ?と思われる方もいらっしゃると思いますが、両方とも最寄駅です。しいていえば、会場は大きく分けてA区、B区、C区の3区に分かれておりますが、A区は「新港東」駅、B区とC区は「琵洲」駅から行く方が近いです。ただ、3区とも中でつながっておりますので、行きたい場所が3区にまたがっている場合はどこからでも構いません。会場の入口及び登記デスクは至るところありますので、行けばわかると思います。

いずれにせよ、これだけ広大な敷地にまたがっていますので、ただやみくもに回っても埒があきません。行く前に上記公式ウェブサイトにてどの区のどのフロアに目的とするブースが固まっているかを調べたうえで行かれることをオススメ致します。

以下が広州交易会の情報です。

 

場所:中国輸出入商品交易会展示館
開催頻度:年2回
春開催:4月中旬~5月上旬
秋開催:10月中旬~11月上旬
URL:http://cantonfair.org.cn/japanese/index.shtml

 

つい先日、2016年の秋期の展示会が終わったばかりですが、もう来年の情報が載っていますね。

以下に、先日の広州交易会の写真をいくつかご紹介します。

 

 

 

とにかく、この広州交易会のブースの数は圧倒的ですので、一度は足を運ばれることをオススメします。難点なのは、開催期間中は世界中からバイヤーが集まってきますので、広州市内のホテル代が通常の2倍や3倍に高騰することです。

その昔、友人が広州のホテルに住みながら就職活動をしていたとき、広交会の開催期間中は深セン市へ避難したと言っておりました。これは極端な話ですが、広州市の西隣の仏山市や東隣の東莞市からも一時間圏内で行ける場所はありますし、これらの場所からであれば展示会の影響をほとんど受けないホテルも多いです。宿泊費を抑えたくかつ移動を苦にされない方であれば、ぜひご検討ください。

 

では、次回はまたどこかの問屋街をご紹介します。

 

問屋街オタク

鈴木陽介

 

ビジネスハブ香港編集長:http://businesshub.hk/category/suzukyblog/

(アイデアポート・トレーディング代表:www.ideaport.com.hk)

 

※本記事の写真はすべてリポーターが撮影した写真です。本記事の目的は問屋街の存在を周知することであり、内容の真偽に関しては責任を負いかねます。本記事が提供する情報につきましては、読者自身のご判断によりご活用ください。

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