深セン華強北電気街のコワーキングスペースでワークショップを開催 延長戦 前編
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アイデアギアのモノづくりニュース 第23回
~「深センで回路基板をさくっと作ろう体験」延長戦初日~
2018年12月10日、ワークショップ延長戦1日目。
この日の最初の焦点は、発注した回路基板と電子部品をどのタイミングで取りに行くかということでした。
BOMをつくっても、発注した業者の勝手な判断で違うモノが納品されたり、単なるミスで漏れたりと、ワークショップは既に終わったにも関わらず、一部の部品がまだ手に入っていません。
他方で、PCBA(基板への電子部品の実装をお願いすること)をする参加者の電子部品を預かっていましたので、二度手間になるかもしれませんが、とりあえず、朝10時に、基板業者のところへ行きました。
すると、既に全員分の基板が届いていました。これは嬉しい誤算でした。
この2枚は私の基板(表と裏)です。
ご覧の通り、奇跡的にプラスチックの筐体にピッタリハマるサイズです。あまりにもピッタリ過ぎで、ねじ止めしなくても動きません。
それはともかく、私のも含めたPCB用の基板を受け取り、預かっていたPCBA用の渡し、その場を離れました。
他の部品も揃ったので実装します。
実装しているときにくだらないミスをしました。ブザーの±を間違えたのです。
ダメな奴だなと自分で自分に文句を言いながら、今度はちゃんと±を確認してからもう一度はんだ付けをしました。
ところが、再び間違えたのです!
自分はなんてダメ人間なんだ!と思いましたが、先程間違いなく向きを確認しました。
ということで、ブザーをよく見てみると……なんと、両端に+の表示があったのです!
このように、上の+のシールの下に+の刻印があります。
ただ、写真だとちょっと確認しにくいですが、上の+とは反対側の側面にも+の刻印があったのです。
通常なら、上のプラスの刻印の下の側面にプラスの刻印が無いとおかしいです。なぜなら、ピンが2つあってどちらかがプラスでもう一方がマイナスでなければならないからです。
結局、原因は側面のプラスのを信じてはんだ付けしていたことでした。要は、上のプラスの刻印が合っていて、側面のは間違っていたのです。
いずれにせよ、日本ではあり得ないトラップにかかりました。
いろいろありましたが、この日は数枚はんだ付けし、動作確認して終わりました。
では、続きは次回ご紹介します。
アイデアギア・クリエーター
鈴木陽介
アイデアポート・グループ代表
www.ideaport.com.hk
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