有名な軽食でも 後人が創始したこともある――「盲公丸」(モウコウワン)
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広州食ルポ その二十九
〜仏山軽食 盲公丸〜
広東語では「盲公」は男性盲人という意味だが、実は「盲公丸」は男性盲人で作って名付けるものではない。
清朝の末では、広東仏山で陳という人が肉団子の制作にとても上手で、さらに肉団子と組み合わせるために、いいスープを作った。その技芸も後人に伝承されているが、四代目の人はその技芸の上に革新し、魚肉、豚肉、鶏肉をある比例で混ぜ、新しい肉団子を作り上げた。また、グルメたちが目隠しの方式で試食するので、その肉団子は「盲公丸」と名付けられた。
盲公丸
撮影:黄燕
普通の肉団子が丸くて小さいが、「盲公丸」は楕円の形で、かなり一倍ぐらい大きく、正直というと、四個ぐらい食べると、お腹がほぼいっぱいになる。でも、食べると、肉団子も歯ざわりがいいし、魚の生臭いもあまりないし、味がなかなかよく、そしてスープも比較的に薄味で、かなり肉団子に似合うと考えている。「盲公丸」は2000年後創始されたものであるが、十数年でそんなに有名になるのは本当にすごいと思う。
資料引用元:
http://static.nfapp.southcn.com/content/201704/14/c370366.html
http://www.fsonline.com.cn/p/230165.html
筆者:黄燕
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